漢方内科
漢方内科
漢方診療では、症状だけでなく、体質、冷え、胃腸の状態、睡眠、疲労感、生活習慣などを含めて、全身の状態を総合的に確認します。
同じ症状であっても、原因や体質は患者様によって異なります。
そのため当院では、現代医学的な評価に加え、東洋医学的な視点も取り入れながら、一人ひとりの状態に合わせた漢方治療を行います。
たとえば、胃腸の不調、冷え、疲労感、睡眠の乱れ、めまい、頭痛、月経に伴う不調、更年期症状、皮膚症状などは、複数の要因が関係していることがあります。漢方診療では、こうした症状の背景にある体質や身体のバランスを考えながら治療を検討します。
一方で、当院は心療内科・精神科ではありません。
精神疾患の診断や専門的治療、精神科薬の開始・中止・調整、休職・復職・欠席・傷病手当金等に関する診断書作成は行っておりません。
精神症状が主な相談内容の場合は、精神科・心療内科での評価をお願いいたします。
当院では、内科・漢方診療の範囲で対応できる身体症状や体調不良について診療を行い、必要に応じて専門診療科での検査や治療をご案内いたします。
以下のような身体症状について、内科・漢方診療の範囲で対応できる場合があります。
症状や経過によっては、耳鼻咽喉科など専門診療科での評価をお勧めすることがあります。
当院では、身体症状や体質、生活リズムなどと関連する睡眠の不調や自律神経に伴う身体症状について、漢方診療として対応できる場合があります。
ただし、精神疾患の診断・治療、精神科薬や睡眠薬の開始・中止・調整、休職・復職等に関する診断書作成は行っておりません。
不妊治療そのものは専門医療機関での診療が必要です。
妊娠を希望される方の体調管理、冷え、月経に伴う不調などについて、漢方診療で対応できる場合があります。
強い炎症、感染が疑われる場合、急激な悪化がある場合は、皮膚科での評価をお勧めすることがあります。
排尿痛、血尿、発熱、急な症状悪化がある場合は、泌尿器科など専門診療科での評価を優先することがあります。
高齢の方では、複数の症状が重なって体調不良につながることがあります。
漢方診療では、食欲、睡眠、疲労感、冷え、胃腸の状態などを確認しながら、体力や生活の質の維持を目指します。
当院は心療内科・精神科ではありません。
以下の内容については、当院では診療を行っておりません。
漢方治療をご希望の場合でも、精神科・心療内科での評価が必要と判断される症状については、当院で継続診療できない場合があります。
また、症状や経過によっては、漢方治療に先立って専門診療科での検査や治療をお勧めすることがあります。
漢方内科の診察では、お困りの身体症状に加え、食事、排泄、睡眠、冷え、疲労感、生活習慣などについて詳しくうかがいます。
そのうえで、現代医学的な評価と東洋医学的な視点を組み合わせ、身体の状態や体質の偏りを確認し、症状に応じた漢方治療を検討します。
漢方薬は、症状名だけで決めるものではありません。同じ症状であっても、体質や生活背景によって適した処方が異なることがあります。
また、症状に悪影響を及ぼしている可能性のある生活習慣があれば、改善に向けた生活指導も行います。
気になる身体症状がある場合はご相談ください。
ただし、当院で対応できる範囲を超える場合には、専門診療科での検査・治療を優先してご案内いたします。
高血圧症、糖尿病、脂質異常症、肥満などの生活習慣病は、食事療法、運動療法、必要に応じた西洋医学的治療が基本になります。
一方で、生活習慣病の患者様の中には、冷え、むくみ、便通異常、疲労感、睡眠の乱れ、体重増加など、体質や生活習慣と関係する症状を伴う方もいます。漢方診療では、生活習慣病そのものの治療を置き換えるのではなく、体質や身体症状を確認しながら、必要に応じて補助的に漢方薬を用いることがあります。生活習慣病の管理では、定期的な検査と生活習慣の見直しが重要です。
漢方薬だけに頼るのではなく、現代医学的な治療と組み合わせながら、無理のない改善を目指します。
胃腸の不調には、下痢、便秘、胃もたれ、胸やけ、吐き気、食欲低下、腹部膨満感など、さまざまな症状があります。
下痢には、感染性腸炎、炎症性腸疾患、冷え、食事内容、体質、ストレスによる胃腸の動きの変化など、さまざまな原因があります。
漢方診療では、単に下痢を止めるだけでなく、冷えの有無、腹痛、食欲、体力、慢性化の有無などを確認しながら治療を検討します。
発熱、血便、強い腹痛、脱水が疑われる場合などは、漢方治療よりも検査や専門的治療を優先することがあります。
便秘には、腸の動きの低下、水分不足、食事内容、運動不足、冷え、加齢、薬の影響などが関係することがあります。
漢方では、便秘の状態だけでなく、腹部膨満感、冷え、体力、便の性状、生活習慣などを確認しながら処方を検討します。
胃の動きが低下すると、胃もたれ、げっぷ、早期満腹感、食欲不振、胃痛などが起こることがあります。
漢方診療では、胃腸の働き、冷え、疲労感、食事内容、体質などを確認しながら、胃腸機能の改善を目指します。
寝付きが悪い、眠りが浅い、夜中に目が覚める、悪夢を見る、朝すっきりしないなど、睡眠に関する不調には、体質、冷え、胃腸の状態、更年期、疲労、生活リズムの乱れなどが関係していることがあります。
当院では、内科・漢方診療の範囲で、身体症状や体質に関連する睡眠の不調について診療を行います。
ただし、精神疾患に伴う不眠、精神科薬や睡眠薬の開始・中止・調整、強い精神的苦痛を伴う不眠については、精神科・心療内科または処方元の医療機関へご相談ください。
めまいには、周囲がぐるぐる回るような回転性のめまい、立ち上がったときにふらつくめまい、気象の変化で悪化するめまいなど、さまざまなタイプがあります。頭痛や肩こり、吐き気、耳鳴り、疲労感などを伴うこともあります。
漢方診療では、めまいの種類、頭痛や肩こりの有無、冷え、胃腸の状態、水分代謝、気象変化との関係などを確認しながら治療を検討します。
急に起こった強いめまい、ろれつが回らない、手足のしびれ、激しい頭痛、意識障害などを伴う場合は、救急受診や専門診療科での評価が必要です。
更年期には、のぼせ、ほてり、発汗、動悸、めまい、頭痛、肩こり、睡眠の乱れ、疲労感、冷えなど、さまざまな症状が起こることがあります。
現代医学では、女性ホルモンの低下に関連した症状として評価され、必要に応じてホルモン補充療法などが行われます。
漢方診療では、冷え、血の巡り、水分代謝、胃腸の状態、睡眠、疲労感などを確認しながら、症状に応じた漢方薬を検討します。
症状が強い場合や婦人科疾患が疑われる場合には、婦人科での評価をお勧めすることがあります。
月経不順、月経痛、月経前症候群、月経周期に伴う頭痛、めまい、のぼせ、肌荒れ、冷え、むくみなどは、漢方診療で相談されることが多い症状です。漢方では、月経周期、痛みの程度、冷え、胃腸の状態、疲労感、肌の状態などを確認しながら処方を検討します。
強い月経痛、過多月経、不正出血、急な症状変化がある場合は、婦人科での評価を優先することがあります。
ストレスや緊張、生活リズムの乱れによって、胃腸の不調、げっぷ、腹部膨満感、下痢、便秘、動悸、肩こり、頭痛、睡眠の乱れなどの身体症状が現れることがあります。当院では、これらの身体症状について、内科的な評価を行ったうえで、漢方診療として対応できる場合があります。
一方で、精神症状が主な相談内容の場合や、精神科・心療内科での評価が必要と判断される場合は、専門医療機関への受診をお願いいたします。
にきびや肌荒れは、皮脂分泌、炎症、生活習慣、月経周期、胃腸の状態、睡眠、体質などが関係することがあります。
現代医学では外用薬による治療が主体となり、症状によっては抗菌薬などが用いられることもあります。
漢方診療では、肌の状態だけでなく、月経周期、冷え、便通、胃腸の状態、睡眠、体質などを確認し、にきびや肌荒れが起こりにくい状態を目指して治療を検討します。重症の場合や急激に悪化している場合は、皮膚科での評価をお勧めすることがあります。
頻尿、残尿感、下腹部の違和感などの症状があるにもかかわらず、検査で明らかな異常が見つからないことがあります。
漢方診療では、冷え、体質、疲労、胃腸の状態、生活習慣なども含めて全身の状態を確認し、症状に応じた治療を検討します。
ただし、排尿痛、血尿、発熱、急な症状悪化がある場合は、泌尿器科での評価を優先することがあります。
高齢化に伴い、体力低下、食欲低下、疲れやすさ、足腰の衰え、病後の回復の遅れなどが問題となることがあります。
フレイルとは、加齢により心身の活力が低下し、健康な状態と介護が必要な状態の中間にある状態を指します。
漢方診療では、食欲、胃腸の状態、睡眠、疲労感、冷え、筋力低下などを確認し、体力や生活の質の維持を目指して治療を検討します。
必要に応じて、栄養、運動、リハビリテーション、介護サービスなども含めた総合的な対応が重要です。
検査では大きな異常が見つからないものの、疲労感、冷え、胃腸の不調、頭痛、めまい、睡眠の乱れ、肩こりなどの身体症状が続くことがあります。漢方診療では、体質、冷え、胃腸の状態、睡眠、疲労、生活習慣などを含めて全身の状態を確認し、内科・漢方診療の範囲で対応できるかを検討します。
ただし、症状や経過によっては、漢方治療に先立って専門診療科での検査や治療をお勧めすることがあります。
漢方診療では、症状や体質、生活習慣を確認しながら治療を行います。初診時には、お困りの症状、経過、現在内服中のお薬、これまでの検査結果などを確認します。
以下に該当する場合は、漢方診療よりも専門診療科での検査や治療を優先することがあります。
当院で対応できる範囲を超える場合は、適切な専門医療機関への受診をご案内いたします。
TOP